東日本唯一の
干しカレイ専門店

宮古マルエイ

東日本唯一の<br>干しカレイ専門店

宮古マルエイは、1994年に宮古市でイカ加工を手掛けていた大濱正商店と、島根県で輸入カレイの干物を扱っていたマルエイが設立しました。岩手県宮古市は、本州最東端に位置する港町で、天然の良港・宮古港には三陸の豊かな海から豊富な魚介が水揚げされ、古くから漁業の町として栄えてきました。
そんな宮古で「東日本唯一の干しカレイ専門店」として、三陸や北海道のカレイを原料にした商品を展開し、昔ながらの干物づくりにこだわり続けています。宮古港から車で10分、閉伊川のほとりにある工場は、冷たい風と良質な水に恵まれ、干物づくりに最適な環境です。

干物づくりに最適な宮古の風土が生む逸品

宮古マルエイの商品は、銀座の百貨店にも並ぶほど品質の高さで評価されています。宮古マルエイのラインナップは、全国的に親しまれるマガレイやソウハチに加え、宮古ならではのサメガレイも人気です。特に人気商品「皮も美味しい!サメガレイの干物」は、旨みと食感が楽しめる逸品。また、贈り物に喜ばれる「三陸宮古かれい専門店4種の一夜干し詰合せ」は、マルエイのこだわりを詰め込んだセットです。どの商品も冷たい風と良質な水に恵まれた宮古の環境で仕上げられ、塩角のないまろやかな味わいが特徴です。
こうした味を守るため、震災や台風など幾度もの困難に直面しながらも、商談会や講演会への積極的な参加、生産現場や受注システムの整備など、挑戦を続けてきました。「一人でも多くの人に喜んでもらいたい」という想いを胸に干物づくりにこだわり続けています。

「最高の水」で仕上げる山陰流の下処理

宮古マルエイの干物づくりには、島根県・山陰地方の技術が息づいています。特に下処理には徹底したこだわりがあり、早池峰山系の良質な軟水をふんだんに使って、うろこ取りや汚れの除去を丁寧に行います。この工程により、くさみを抑え、均一に味が染み込む干物に仕上がります。使用する水は専門家から「最高の水」と太鼓判を押されるほどで、素材の旨みを最大限に引き出す重要な要素です。こうした細部へのこだわりが、他にはない味を生み出しています。

カレイ一筋の誇りと未来への挑戦

近年、原料となるカレイの確保が不安定になる中、それでも“カレイ一筋”を貫く宮古マルエイ。かつて「カレイしかないね」と言われたこともありましたが、その姿勢こそが信頼を築き、ブランドを確立しました。現在はHACCP認証を取得し、衛生管理やブランディングを強化。さらに、若い世代に魚を食べるきっかけをつくるため、新しい商品開発にも挑戦を続けています。これからも手作りの味を大切にしながら、宮古の水産業を未来へつなげていきます。

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